折り返し地点

春がきたなと思っていたら、気付いたらとうに夏だった。正確には梅雨入り。裸足の季節
季節の変化を肌で、目でじっくり味わう時間は少なくなったけれど、運転してる間の日差しの強さから紫外線を気にしたり、咲き誇るばらに見入ったり、夜の風の涼しさに夢心地になったりして、短い時間でも日常の些細な楽しみを細かく細かくすくいあげるのもまた楽しいものだなーと思ったり。
なんて。
ちょっとかっこつけすぎました。実際は化粧も落とさずぱったり寝たりします。部屋はここ最近とっ散らかったままです。
仕事の方はようやくペースを掴みつつある。職場の人との関わり方も慣れてきた。歓迎会の時、私の部署は個性的な人が多いよ、と他部署の先輩にこっそり耳打ちされた理由がよくわかった。男女の役割が割とはっきり区別されてる感にもそういうものなのかと納得するようになってしまった。お茶汲み。電話応対。テンキーの配列。馴染みのなかったものたちに慣れてゆくことで新しく社会人へと上書き保存される感じは興味深くもあり、さみしくもあり。日々は流れていくけど、そこで揺るがずにいられるものを私は手に入れられるんだろうか。

6月8日に25歳になりました。
同い年の25歳と比べたら、なんて未熟でまだまだお子様なんだろうと思う。社会人3年目と社会人3ヶ月目の差!この差!
埋まる訳ないよ。

でも、それはそれでたのしいよ。


しあわせは途切れながらも、続くのです