人間の内側ってどうなのよ

卒制が終わった途端一気に気が抜けてぼんやりしてたら、あっという間に!もう12月半分終わっ、た・・・?2010年の足音が、じわりじわりと近づいてる事実に戦々恐々してます。時間てさー、いつからさー、駆け足速くなったのよー。


昨日、学校の後六本木ヒルズに行って「医学と芸術展」MORI ART MUSEUM [医学と芸術展]観てきました。
これ!すっごくよかったです。見応えあっておもしろい。
医学の分野でも、芸術の分野でも、人体の構造を理解するために解剖図が用いられるけど、医学→研究・治療のため、芸術→美を表現するため、という風に目的は異なるのに同じものを使うのがおもしろいなと前から思っていて。
そこへきて「医学と芸術展」ですよ。こりゃー行くっきゃないでしょう。という訳で行ってきました。


入っていきなりお腹がぱっくり開いた妊婦の絵画が現れるので、最初はぎょっとしたんですが人間て適応能力があるもので、数分もすれば慣れてしまいます・・・(でも苦手な人は苦手かもしれないですが)
次々出てくる解剖図やら模型やら見てるうちに、人体がただの物体のようにみえてくる。
人間もただの「モノ」の集まりでしかないんだな、じゃあ人間の価値ってなんだろうもやもやもや。
とまあインテリちっくに物思うこともできるし、純粋に「うわーなんだこれ!昔こんな器具つかってたのかorz」という風に様々な発見を楽しんだり、できました。


人の体の中という一番身近で一番見えにくいものを研究する事、それはパンドラの箱を開けるのに近い様な、背徳感と好奇心がないまぜになった気持ちが多いに関係してるんだな、というのが全体的な感想です。
まだまだ人の体は未知なる部分がいっぱいあるんだろうなあ。その辺の研究は専門家にお任せするとして、私もちょっとは自分の体の声くらいは聞き取れるようにしておかないとね。



ヒルズのスカイビュー。

あんまり光がひろえてないです、実際は東京タワーの足下に光がもっとぱーっと広がっててきれい!


そして明日、っていうか時間的にはあと約15時間後はくるりのライブ!ライブは7月のナノフェスぶりだよ、めっちゃ楽しみです。いってきまーす。